FXトレードで負けないための3つのルール
- 2017/6/12
- FX, FX初心者の知恵袋
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ここ10年程でFXの認知度は飛躍的に向上しました。基本的に24時間取引ができるという事で、副業として着手される人が多い様です。しかしいざ始めてみると、大半の人が損失を積み重ね、相場から余儀なく撤退しているという現実があります。たしかにFXは闇雲にトレードして勝ち続けられるほど甘いものではありません。
ゴルフと同じで間違ったやり方を続けていれば、結果は散々なものとなります。ですがある三つのルールを遵守してトレードするだけで、結果は飛躍的に向上します。今回はその三つのルールを一つずつ紐解いていきます。
1.損切りをきちんとする自身のエントリーとは別の方向に相場が向かった場合、潔く損切りをするという事は基本であり最も重要です。実は多くの人はこれができていません。先述の相場から撤退している人の殆どはこれが原因でしょう。「逆に向かった相場がどこかで戻ってきて好転するのでは」「ここまで損失を含んだら今更仕切れない」といった感情が働いていると考察できます。
人間とはどうしても自分の都合の良い願望を持つものですが、トレードに願望は厳禁です。相場は容赦なく逆に向かい、損失を膨らませていきます。ですので潔くポジションを切り損失を限定させる事で、ジレンマから開放され新たに仕切り直す事ができます。
2.大張りをしない一回の取引に張る金額をいくらにするか、という事です。張っている金額が大きいと取れた時の利益は大きくなりますが、比例して被る損失も大きくなります。つまりギャンブル性が高くなり、負けが少し込んだだけで取引口座の資金を無くしてしまう可能性が高くなるという事です。
相場から撤退している人の多くは、この張りが大きいのではないかと考察されます。やはり一回の利益が大きいという事で誘惑に負けてしまう人も多いでしょう。ですが取引口座に入っている資金に対する割合は大きくし過ぎない事が大切です。そうする事により損失を出してしまった時のダメージも軽減されます。割合の目安として、証拠金維持率という指標があります。
証拠金維持率=取引に必要な証拠金÷取引口座に入っている資金×100証拠金維持率の推奨は300%以上、というのが世間の見解です。証拠金維持率が高い事で「手っ取り早く大きい利益を出す」という事はかない難くなりますが、負けが込んだとしてもそうそう相場から撤退しなければならない程のダメージは被る事はない筈です。
3.相場の流れに逆らわないトレードの手法は大きく分けて順張りと逆張りの二つがあります。順張りとはその時に発生している相場の勢いに沿って取引する方法、逆張りは相場の転換を狙ってその時に発生している勢いとは逆方向にトレードする方法です。相場が下落した時などは、そこが安い水準となる可能性があるので、上手く転換すれば大きく利益を取れる可能性があります。
非常に魅力的で、特に日本人には好まれる傾向があります。ただし逆張りは非常に難しい手法であり、転換点の見立てを間違う事で大きな損失を被る可能性があります。ですので既に出ている勢いの方向に取引する順張りの方が遥かに安全です。余談ですが、欧米のトレーダーを見てみると、順張りが圧倒的に多数派です。
以上、FXトレードに負けないための三つのルールを紹介してきました。さいごとなりますが、これら全てに共通する重大な要素があります。それは誘惑に負けない精神力です。相場トレードにおける敗因の殆どが精神力の欠如です。これはあくまで自分との戦いという事になりますが、ルールを遵守するメンタルさえ保っていれば、FXはトレードは決して難しいものではないでしょう。
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