スワップポイントばかりを頼りにするのも危険・リスクを理解して取引!

FXではそれぞれの通貨に対してスワップ金利というものがあります。具体的な数字は利用する業者によって違いますが、通貨ペアとスワップ金利によってはポジションを所持しているだけでスワップポイントによる利益をあげることができます。

スワップポイントは通貨ペア間のスワップ金利の差で決定します。比較的この金利の高い豪ドル/円のペアの場合、年利にして3%を超えることも多いです。
要するに、FXで日本円にして100万円分の豪ドルを保有していれば、それだけで1日当たり約82円(年利3%で計算)が自動的に入ってくるということです。

FXは基本的には通貨を売買し、その時々のレート差で利益や損失が出るものですが、このスワップポイントだけを頼りにして運用しても構いません。銀行の預金の金利が0.001%などという時代なこともあり、それと比較してもかなりの高金利で運用できると言っていいでしょう。

しかし、これはあくまでその通貨のレートが変化しなかった場合の話です。上の例で豪ドルのレートが下がってしまうと、もちろん日本円に換算した価値も下がってしまい、含み損になってしまいます。
1豪ドル=90円の時に100万円分購入した豪ドルのレートが85円まで下がったとすると、日本円にしておおよそ94万4千円程度になってしまい、軽く5万円以上損をしている計算です。これではスワップポイントどころではありません。

実際にこの高いスワップポイントを頼りに、豪ドル/円やNZドル/円のポジションを持っていたことがありますが、運用を行った時期が悪かったこともあり、スワップポイント以上の値下がりを経験し、結果的に損失になってしまいました。スワップ金利が高い通貨ほどレートの上下が激しいと考えてもいいかも知れません。

このスワップポイントによって利益を出す運用は、FXの書籍や色々なサイトで紹介されていますが、それほどうまくいくものでもないということ理解した上で行うことが大事だと言えます。

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